鱧がわかる!その魅力とは

鱧は、サッパリとしたおいしさが魅力の魚です。

鱧は、ウナギやアナゴの仲間にあたる種類の魚ですが、鰻に比べると脂身が少ない分食べやすく、アミノ酸も豊富に含まれている為、さっぱりしているのにうま味が強いのが魅力だと言われています。

また、鱧は昔から京都でよく食べられている魚で、小骨の数が多いため、自分でさばくのは難しいのですが、市販されている鱧はすでに骨切りがしてあるため、しゃぶしゃぶなど簡単に調理して食べられるのもポイントです。

さらに、しゃぶしゃぶの他にも、焼き鱧、鱧寿司など、京都では鱧を使った料理も多いため、色々な食べ方を楽しめるのも魅力の1つだと言えるでしょう。

鱧の栄養と効能

鱧には、どんな栄養が含まれているのでしょうか。

鱧は、ウナギやアナゴの仲間にあたる魚の一種で、脂身が少ないのですが、うま味が強いのが魅力です。

鱧には、DHAが豊富に含まれているため、がん予防や学習能力工場だけでなく、アレルギー症状の緩和などの効果があると言われており、その他に含まれるアミノ酸で、コレステロール低下や血栓抑制作用などが期待できると言われています。

また、鱧を食べる事で、細胞組織の働きを良くするため、老化防止や美肌効果などもあると言えるでしょう。

あまり脂っこい魚は苦手な人や夏バテ気味な人でも、鱧ならサッパリと食べられるのでオススメです。

鱧のカロリー

鱧には、どのくらいのカロリーが含まれているのでしょうか。

これは、鱧がとれる時期によっても異なりますが、脂の多い秋の鱧の場合には、100gあたり145カロリーが含まれているそうです。

鱧のシーズンは夏と秋で、夏はさっぱりと湯引き、秋は鱧鍋にするのが一般的で、しっかりと骨切りをすれば、細かい骨もほとんど残らなくなると言われています。

天ぷらや蒲焼きにする場合には、カロリーも高くなりますが、鱧には、豊富なタンパク質、ビタミン群、カリウムなどが含まれているため、皮膚や筋肉を強くしたり、コレステロールを下げる効果があるため、健康にも良いといえるでしょう。

おいしい鱧の見分け方

おいしい鱧は、どんな所をポイントに選ぶのが良いのでしょうか。

新鮮な鱧は、全体の色が白く透き通っていて形が整っている物を選ぶのが良いと言われています。

もともと鱧は生命力の強い魚で、昔から瀬戸内海から京都までの長道でも生きたまま運べる唯一の魚だったのですが、最近では、新鮮な鱧を骨きりして、ネットで販売する業者も多いですし、鮮度の高い鱧を入手するのは、そこまで困難ではありません。

ただ、鮮度が落ちてくると、全体の色が濁ってきたり、切り口が柔らかくなるため、形が崩れてくる事が多いので、自分の目でおいしい鱧を選ぶなら、色だけでなく、形の整った鱧を選ぶのが良いと言えるでしょう。

鱧の価格の目安

鱧の価格は、いくらぐらいが目安になるのでしょうか。

これは、販売店によってピンキリで、鱧1尾のサイズは、500g~800gのものが多いのですが、1尾あたりの値段も1000円~5000円ほどすると言われています。

サイズが大きい分、価格も高くなりますが、料理店での鱧のメニューは1人前安い所でも3000円~5000円ほどになるので、まずまずの値段になると言えるでしょう。

鱧を自分でおろすのは難しいのですが、市販されている鱧は、すでに活き鱧を骨切りした状態で販売されているため、調理も軽く湯がくだけで食べられるので、一度試してみるのもオススメです。

鱧の有名産地

鱧といえば、京都料理に使われる魚として知られていますが、鱧の有名な産地はどこなのでしょうか。

鱧の産地は瀬戸内海や淡路島で、1年の中でも秋においしい鱧がとれると言われています。

鱧は、比較的さっぱりした味が特徴ですが、秋の鱧には、冬に備えてちょうど良く脂が乗っており、特に大きめの雌の鱧は価格も高くなると言えるでしょう。

鱧は、冷蔵庫や冷凍庫がない時代、瀬戸内海から内陸の京都まで、生きたまま運べる数少ない魚だったため、他の魚と異なり、京都料理に多く使われており、湯引きや鱧鍋などもおいしく食べられる調理法なのでオススメです。

鱧の種類

鱧は、ウナギ形の細長い魚で大きな物になると、2メートルを超えると言われています。

鱧は京都料理にもよく使われている魚の一種ですが、これは鱧が海から遠い内陸の地帯でも、生きたまま運ぶ事が出来た数少ない魚だからだと言えるでしょう。

そして、同じ種類の鱧でも、雄か雌によって、うま味や価格は異なり、特に、大きなサイズの雌の鱧の価格は高くなると言われています。

また、漁法によっても、鱧の価格が上下するといわれており、底曵き網であげられた鱧の価格が安いのに対して、釣りで活き締めしたものの値段が高いと言えるでしょう。

鱧料理にも、色々な種類があるので、自宅で調理してみるのもオススメです。

鱧の保存方法

鱧は、サイズの大きな魚なので、すぐに食べきれない場合には、キチンと処理をしてから冷蔵・冷凍保存するのが大切です。

市販されている鱧の多くは、すでに3枚におろした状態で、骨切りまで済んでいる場合が多く、その日に食べてしまうなら、一口大に切って軽く湯がくだけなのですが、食べきれない場合には、湯がいた鱧を凍らせてから袋に入れ替えるのが良いでしょう。

袋に入れる前に凍らせないと、解凍した時に、一口大ではなく、全体で1つの固まりになってしまって、剥がそうとすると身がボロボロになってしまうので、順序を間違えないように注意しましょう。

また、新鮮な鱧の場合には、その日に食べる分をお刺身にして、残りを湯がいてから冷凍するのがオススメです。

鱧の食べ方

鱧には、どんな食べ方があるのでしょうか。

鱧は、京都料理でよく使われている魚で、定番なのは、鱧鍋や、鱧の湯引き、天ぷら、お吸い物です。

夏の間は、湯引きやお吸い物でサッパリと食べるのがオススメで、脂身の多い秋の鱧は、天ぷらや鱧鍋にすると、風味が増すと言えるでしょう。

ただ、鱧には、かなり細かい骨がたくさんあるため、自宅で鱧を調理する場合には、すでに骨きりしてある鱧を購入するのがオススメです。

また、鱧は調理しすぎると身がボロボロと崩れてくるため、どんな調理法の場合にも、調理時間を短くするのが、おいしく調理するポイントだと言えるでしょう。

鱧の定番レシピ

鱧というと、調理が難しいと考えている人も多いのですが、しっかりと骨きりしてある鱧なら、一般家庭で調理するのも簡単です。

特に脂身の多い秋の鱧の場合には、鱧鍋にするのがオススメで、材料は、40センチほどの鱧1尾、豆腐1丁、タマネギ1個、水500cc、ダシ醤油50cc、昆布5センチです。

まず、その間に鍋に水と昆布を入れて沸騰させてから昆布と取り出して、ダシ醤油を加えます。

沸騰させている間にタマネギを菜たちに切り、沸騰してからタマネギを加えて色が透き通ってくるまで煮て、その間に鱧を一口大に切り、鍋に鱧を加え、食べやすい大きさに切った豆腐を加えて火を通したら出来上がりです。

鱧の釣り

鱧は、自分で釣る事も出来るのでしょうか。

鱧のシーズンは夏と秋で、瀬戸内海などで多く獲れる魚です。

もちろん、鱧を釣る事も可能で、底曵き網漁に比べて、釣られた鱧は身が傷付きにくく、価格が高い事が多いと言えるでしょう。

ただ、鱧は細長い魚で、引きも底まで強くないため、釣りをする場合には、懐中電灯で穂先を照らしたり、ケミ蛍の取り付けなどをしないと、引きに気付かないで逃してしまう事もよくあると言われています。

また、鱧は、海水に浸しておけば、数日間生きていられるほど生命力が強い魚なので、遠出の釣りの場合にも、自宅でおいしく調理する事が出来るでしょう。